リサイクルペーパーフラワー

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服から紙へ。

ファッション産業における”廃棄衣料問題”は、もはや世界の誰もが知るところとなり、各方面からの様々な取り組みが行われつつあります。それでもなお2022年、国内では約80万トンの衣類が作られ、48.5万トンは廃棄されています。そんな中、ここ日本においてはCCF:サーキュラーコットンファクトリーという法人が、その廃棄衣料問題に真摯に向き合い、衣類を粉砕して”紙”をつくり、活用しています。私たちei-toはこのCCFのパートナー企業としての活動の一環として、その再生紙でプロダクトをつくり、人々に廃棄問題の実情を知ってもらおうとしています。その一つが、「リサイクルペーパーフラワー」なのです。

紙から花へ。

CCFの紙は現在4種あり、そのうちの「世界初100%廃棄コットン」でつくった和紙でペーパーフラワーをつくっています。和紙の特徴でもある”表と裏”の質感の違いを生かし、見事に花に仕上げたのは、アーティスト”フジヨシゆみこ”さんとその仲間たち。A4サイズの用紙を一つのゴミも出さずに一輪に仕立てます。そう、制作過程で出た紙屑ですら丸めて”芯”として活用するほどの徹底ぶり。もちろん一つ一つ手作りです。

淡路島ならではの花から、
空想の花まで。

いくつもの種類がある花の中からei-toが選んだのは8種。淡路島ならではの花「コスモス」に始まり、「ひまわり、ダリア、バラ」などのポピュラーな種類から、「パンパス、ピンクッション、プロテア」といった珍しい種のもの、「鹿枝:しかえだ」という鎮魂の花まで・・・。どれもが白一色でできあがっていて、その無色透明さがアート性を持ち合わせています。

一輪挿しでも、花束でも。
一生枯れることのない花として。

紙でできた花(造花)は昔からヨーロッパでも盛んに作られており、今でもアンティークショップで見かけることもあります。 紙なのでもちろん日焼けなどの経年変化は見られますが、「枯れはしない花」。後から色つけを楽しんだり、香りを足してみたりと、それがペーパーフラワーの最大の魅力だと思います。

*ei-toのオンラインショップで、香りづけのできるエアスプレーも販売しています。