海に囲まれた淡路島らしい
軽快なショートパンツを。
ei-toの目の前は海。夏になればTシャツ、ビーサン、ショートパンツが欠かせない。作りたかったのは、軽快でシンプルなイージーショートパンツ。ボタンもファスナーもない、着脱が簡単なウェストゴムとヒモ仕様で、手放せないアイテムになりそうです。
日本古来の和紙の糸を織り込んだ生地。
奈良時代から存在していたと言われる抄繊糸:しょうせんし。紙漉きの技術のあった日本ならではの糸とも言えるでしょう。特徴はなんといっても生地の軽さ。手にしただけで実感できるほどです。それだけでなく吸水速乾性、サラッとしたドライな触感は涼しげで、通気性にも優れ、まさに軽快そのものです。また、焼却しても有害な物質は発生せず、土中の微生物により生分解されます。日本の古の技術が誇らしいのはその当時からすでにこうした環境のことも考えられているところ。これを使う意義を感じます。
仕上げは自らの手で。
ei-toで洗い、染める。
縫製が終わり、最後の仕上げは全て自ら行なっています。洗いにかけ天日干し、太陽の香りをいっぱいに吸い込んで完成です。藍染めもei-toのラボにある藍瓶で1枚1枚手染め。どれひとつとっても同じ色はなく、個性豊かな藍色に染め上がりました。昔ながらの染め手法にしか味わえない色のムラ、グラデーションをお楽しみください。