裁断のときにゴミを出さない。
つまり型紙が直線であれば実現できること。
このプロダクトに使われている生地は、古い織り機で作られた今では貴重なもの。昔ながらの織り機を稼働させた職人の情熱と織られた生地に魅了され、私たちはこの貴重な生地を余すことなく使い形にする「裁断ゴミ0」の企画を思いつきました。
「前掛け」専用に織られた極厚の生地。
古い織機ならではの狭い生地幅。
昭和中期の産業を支えた前掛け文化。そのために開発された極厚のキャンバス生地は、現代の織り機とは違い、生地幅６８cmしかありません。だからこそゆっくりコトコト織られ、厚手ながらも使ううちにしなやかに馴染む生地になるわけです。
限られた生地幅の中でどのように使うか。
大きさ、バランス、使いやすさを考え、バッグを作りました。
68cmしかない生地幅。つまりバッグの幅を68cmまたは半分の34cmにすればいいのです。あとは、どういうバランスの形するか？、ハンドルの長さはどうすれば使いやすいか？を考えるわけです。形と数字合わせのパズルのような感覚で3つの形を作りました。
ei-toのトートバッグで、
ei-tote：エイトート。
3つの形にもそれぞれ名前をつけ、プレートに刻みました。
ei-toのオープンに向けて作ったものなので、[ei-tote：エイトート]と名づけました。小ぶりなサイズが魅力の”MINI：ミニ”、横長がユニークな”DUCHS：ダックス”、ワンショルダーのバケツ型”BUCKET：バケット”の3タイプをご用意しました。
BAKERYMAN’S SMOCK
ベーカリーマンズスモックも、裁断ゴミ0のワークウェア。
kapocのホームページででぜひご覧ください。
kapocのホームページででぜひご覧ください。
